内臓脂肪を撃退するために、筋力トレーニングに合わせて食事の時の主食に関しても注意をするようにしましょう。
内臓脂肪を減らすためには、過度なカロリー摂取は厳禁になります。
主食のご飯や麺類などを食べ過ぎてしまっては、せっかく筋力トレーニングを行っていても、内臓脂肪を減らす事は期待できなくなってしまいます。
ですので、食事の際には主食重視ではなく、カロリーの低い食材や野菜を使ってボリュームアップさせた食事を、多く摂るようにしましょう。
主食を選ぶ時に、腹持ちが良いものを選ぶ事も大切です。
パンやシリアル、うどんなどの消化の良い主食は、体内に吸収されるのが早いので、満腹感を感じる時間が短くなり、すぐにお腹が空いてしまいます。
ですので、消化しにくい玄米や、パスタなどを主食に選び、筋力トレーニングの活力にしましょう。
また、内臓脂肪を減らすために、筋力トレーニングを行う時には、食事に関しても気を使う事が大切になります。
食事のメニューに肉を使用する時には、脂身の少ない部分の赤身や、ささみなどを選ぶのが賢い選び方になります。
鶏肉は、他の種類などに比べると低カロリーなのですが、皮の部分はカロリーが高いですので、勿体無いですが皮の部分は剥いで使うなどの工夫が必要になります。
さらに、内臓脂肪を燃やす働きが期待できる食品の中には、猪肉があるようです。
猪肉には、内臓脂肪を燃焼し血栓ができるのを防ぐ、DHA(ドコサヘキサエン酸)が、牛肉の約1.4倍も含まれていおり、内臓脂肪ダイエットに期待がもてる食品になります。
猪は農作物を荒らす有害獣とされ、平成16年度には全国で約26万6,000頭の猪が処分されました。
ですので、猪を貴重な資源として扱い、猪肉の特産化が進んでいるそうです。
猪の肉はなじみがなく、食べた事がある人が少ないですが、最近ではネット販売や、レトルトカレーなどの加工品も販売されていますので、内臓脂肪を撃退するために一度試してみてはいかがでしょうか。
そして、猪肉の他に、ラム肉にも内臓脂肪などの脂肪を燃やす働きがありますので、お勧めの食材といえます。
それと、肉の加工品であるハムやソーセージを、食事のメニューに取り入れるときは、油で炒めるのではなくボイルにすると、余分な油分が落ちますので、カロリーダウンになりますよ。
このように、内臓脂肪を効率的に落とすためには、筋力トレーニングと併用して、食事の内容にも気をつけるようにしましょう。
ところで、内臓脂肪の蓄積を予防したり改善したりするためには、筋力トレーニングなどの運動療法だけでなく、食事療法も必要になります。
でも、カロリーを気にするあまり、牛乳を摂取するのを控えている人が多いようです。
牛乳に含まれるカルシウムは、骨を作るのに大切な成分になりますし、牛乳の脂肪分は体によい事の方が多いですので摂取するようにしましょう。
骨を丈夫にしてくれると、質の良い筋肉が作れますので、筋力トレーニングにも牛乳は役立ってくれていると言えるのではないでしょうか。
また、一日1杯の牛乳を飲んで、内臓脂肪の食事療法と運動療法をすると、骨や筋肉を落とすことなく、余計な体脂肪だけを落とす事が分かっています。
ただし、いくら牛乳が体にいいといっても過剰に摂取すると、逆にカロリーの取りすぎとなり、逆効果になってしまいますので、適度に取り入れて筋力トレーニングを成功させましょう。
食事の際の食材選びにも内臓脂肪を減らすためのポイントになります。
食材にはそれぞれ優れた効果を得られるものがありますので、内臓脂肪対策に効果があるものを、積極的に選んでみてはいかがでしょうか。
1、脂肪消化:トマト
2、低脂肪:まぐろの赤身・鶏肉ささみ・白身魚
3、コレステロール抑制:胚芽米:プルーン・レバー
などがあります。
これらの内臓脂肪を減らす効果のある食材を上手に利用して、美味しい食事を作り、筋力トレーニングで基礎代謝を向上すれば、内臓脂肪は効率よく落とすことが可能です。