内臓脂肪を減らすのに、とても役立つ成分に「レシチン」があります。
レシチンは、大豆や卵黄に含まれている成分で、細胞膜や脳の神経組織を構成したり、胆汁酸の合成にも必要な成分ですが、病気を予防する働きも持っています。
レシチンの病気を予防する働きの一つが、内臓脂肪を溶かし、排泄する働きです。
レシチンは、内臓脂肪を減らす働きと、蓄積を防ぐ働きがあるので、内臓脂肪ダイエットには、最適な成分といえるでしょう。
また、このレシチンの働きは、高脂血症の治療薬としても利用されているだけでなく、肝臓機能を高めることでもよく知られています。
レシチンを摂取するには、大豆や大豆の加工品を食事に取り入れることも大切ですが、一日の摂取量を効率よく摂るにはサプリメントがおすすめです。
このように、筋力トレーニングに合わせて、食事の中にレシチンが含まれる食品やレシチンのサプリメントを摂り入れることで、効率よく内臓脂肪を燃焼させる事が出来ます。
そして、内臓脂肪を効率よく落とすためには、筋力トレーニングと併用してサプリメントを上手に活用しましょう。
その他に、内臓脂肪や皮下脂肪を落とす効果のあるダイエットサプリメントで多く見られる成分の一つに、「カプサイシン」があります。
カプサイシンとは、唐辛子に含まれている辛い成分のになります。
このカプサイシンを摂取する事で、脂肪分解酵素リパーゼが活性化し、内臓脂肪などをエネルギーとして利用し、脂肪を消費する力を向上させる事ができます。
このカプサイシンは、筋力トレーニングなどの運動療法と合わせて摂取することで、より一層効果が強まります。
そこで、筋力トレーニングを行う前に、カプサイシン入りのサプリメントを服用し、効率よく内臓脂肪を燃焼させてみてはいかがでしょうか。
さらに、内臓脂肪を減らしてくれる働きをもつサプリメントには、「キチン・キトサン」があります。
キチン・キトサンとは、カニやエビなどの殻や、イカの軟骨などに含まれている「キチン」を化学処理して作られた動物性食物繊維です。
このキチン・キトサンは、脂肪分を分解する膵リパーゼ酵素の働きを阻害し、腸管から吸収される脂肪が減り、内臓脂肪が溜まるのを防いでくれる効果が期待できます。
キチン・キトサンは、他にもコレステロール値を下げる効果や、血糖値を下げる効果もあるので、内臓脂肪ダイエットに効果があるサプリメントの一つといえます。
そしてまた、最近では活きた酵母が糖質や脂質を発酵分解してくれるという酵母が注目されてきています。
今まで何度ダイエットをしても続かなかった方や無理なダイエットなどで体調を崩して挫折した方、運動をする気力や体力に自信がない方などには、酵母サプリメントなども一度試してみても良いかも知れませんね。
このように、内蔵脂肪の蓄積対策に効果があるサプリメントと筋力トレーニングを上手に活用して、効率よく内臓脂肪をなくして行きましょう。