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ダイエットを行う上での理想的な減量と目標体重の設定
雑誌とか広告などに色々なダイエットの記事が掲載されているのをよく目にしますよね。
でも、「1週間で5キロ痩せた」とか「たった1ヶ月で10キロ痩せた」などというダイエットの結果に疑問を持ったことはありませんか?
確かに、断食したり、リンゴやバナナなどの特定のものだけを食べ続けるダイエットや、ボクサーが試合前に減量で水分を一切取らず、体に無理なダイエットをする方法では、短期間に5キロくらいなら一気に体重を減らすことができるようです。
しかし、このようなダイエット方法では、内臓脂肪そのものを減らすことはできず、すぐにリバウンドしてしまいますし、体力的にも衰えてしまいます。
それでは、理想的な1ヶ月間の減量とはどのくらいだと思いますか?
私たち人間の一般的な体重に占める水分の割合は約55% 、筋肉量が約20% 、脂肪が約20%の割合だと言われています。
脂肪を1キロ燃焼させるのに必要なカロリーは約7,000キロだそうですが、ジョギングだったらフルマラソン(約42キロ)の距離を走る以上の運動量を続けないと消費できないカロリーが必要なのです。
このことを考えれば、体に溜まった脂肪を短時間で落とすことは到底無理な話なのです。
ですから、理想的な1カ月間の減量は、1キロから2キロくらいが理想的です。
これ以上の無理な減量では、体に必要な筋肉も一緒に落ちてしまいます。
それに、人間の体というのは良くできていて、空腹状態が続くと体の防衛本能が働き、食べた栄養分を出来る限り吸収し、脂肪にして蓄えようとして、
逆に体が太りやすい状態へと変わっていきます。
そして、このようにして蓄えられた脂肪は、ほとんどが内臓脂肪となります。
後はこの繰り返しで、無理なダイエットで痩せた体重はリバウンドで元に戻るか、前以上の体重になってしまいます。
なので、筋肉量を落とさずにリバウンドもしないで内臓脂肪だけをダイエットしようと思ったら、1カ月間に1キロから2キロくらいを徐々に減らしていくのが理想的なダイエット方法なのです。
理想的な1カ月間の減量が分かったところで、次は、目標とする体重を決めましょう。
その1つの目安となるのが標準体重(BMI)です。
標準体重(BMI)は、現在の自分の体重÷(身長×身長)の値が22になるのが標準値です。
この22という標準値よりも低い場合は、内臓脂肪ダイエットをする必要はありません。
ここでは、標準値が22よりも高い人の目標体重の出し方を説明します。
目標体重は、身長×身長×22で計算します。
例えば、身長が170センチの人は、1.7×1.7×22で、63.58キロが目標体重となります。