内臓脂肪ダイエットを始める前の基礎知識

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リバウンドしにくいダイエットの方法にはどのようなダイエット方法があるのか、内臓脂肪ダイエットを始める前の基礎知識として理解しておきましょう。

一般的にダイエットというと、食べる物のカロリーを少なくすると共に、痩せる運動してと考えるのが一般的です。

しかし、事前に計画を立てたほど長く続かない事の方が多いのがダイエットです。

  長く続かず途中で挫折してダイエットをやめてしまうため、リバウンドしやすくなります。

内臓脂肪ダイエット 基礎知識

つまり、無理なく気楽に長く続けることができるダイエットがリバウンドしにくい最適なダイエット方法と言えます。

一番リバウンドしにくいといえるダイエット方法は、適度な運動と食事です

特にウォーキングなどの有酸素運動は、手軽な上にエネルギーをしっかり消費してくれます。

  ただし、有酸素運動として軽いウォーキングを短時間やった程度では、ダイエットとしての即効性はあまり期待できません。

でも、ウォーキングは無理なく長く続けることができるので、結果としてリバウンドしにくいダイエット方法の一つといえます。

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体脂肪の役割りと太りやすい体質とは?

ここで、内臓脂肪ダイエットを始める前の基礎知識として、体脂肪とはどのようなものかを知っておきましょう。

  体脂肪とは、生命維持のエネルギーの源として体に蓄えられるもので、健康を維持するためにはある程度必要なものです。

でも、体脂肪を蓄えすぎると肥満になってしまいます

 

  体脂肪には、内臓を保護して正常な位置に保ったり、生きていく上での活力の源、体温を保つなどの、体にとって大切な役割があります。

体重に占める脂肪の割合を体脂肪率といいますが、体脂肪率によって、本当の肥満の度合いがわかります。

  体脂肪を蓄える脂肪細胞の数が急増する胎児の時期、1歳頃、思春期の初期に太っていた人は脂肪細胞の数が多く、思春期以降に体重が減少したとしても、脂肪細胞自体はなくなりません。

なので、いつでも体脂肪を蓄えられる状況にあります。

つまり、太りやすい体質ということになります。

 

体脂肪率の目標数値とBMIとは?

それでは、内臓脂肪ダイエットをする上で、体脂肪率の数値はどのぐらいの数値を目標にしたら良いのでしょうか。

一般的な体脂肪率の目安としては、女性の場合、体脂肪率が20%未満は「肥満度が低く」、20~25%で「適正」、25~30%で「やや肥満度が高く」、体脂肪率が30%以上で「肥満度が高い」と言えます。

また、男性の場合は、体脂肪率が15%未満は「肥満度が低く」、15~20%で「適正」、20~25%で「やや肥満度が高く」、体脂肪率が25%以上で「肥満度が高い」と言えます。

  つまり、内臓脂肪ダイエットをする際には、女性であれば体脂肪率25~25%男性であれば20~25%の数値を目標にするのがよいでしょう。

 

  また、内臓脂肪ダイエットをする上での肥満度の目安として、体脂肪率と並んでよく耳にするのが「BMI」ですが、BMIは体重(体格)指数のことをいいます。

標準体重 ダイエット

BMIは、体重÷身長÷身長で算出される体重(体格)の指標のことで、BMIに関しては、Tokunaga et al(1991)が疾病との関連からBMIに着目して、疫学的に調査研究が進んでいます。

そんなBMIの調査研究によって、BMIが約22(kg/m/m)の場合がもっとも有病率が低くなるという調査結果が出ていますので、各身長においてBMIが22となる体重を「理想体重」とすることが提案されています。

  BMIが22となる理想体重の目安は、身長が160cmの場合で体重が56.3kg、身長が170cmの場合で体重が63.6kgとなります。

内臓脂肪ダイエットする場合には、これらの体脂肪率とBMIの両方を上手にコントロールできるようにしましょう。

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標準体重の色々な問題とタイプ別肥満について

  元々標準体重というのは、体重を身長の2乗で割った体格指数のことで、この値が22だとその体重は標準体重となります。

このように標準体重というのは一見論理的なように思いますが、その数値は人間ドックや集団検診などで集めたデーターをもとにして作られているので、いろんな問題も含まれています。

どんな問題があるかというと、標準体重というのは、体の重さだけで考えていますが、同じ体重だったとしても、筋肉質の人もいれば、脂肪たっぷりの人もいますよね。

なので、脂肪と筋肉の割合という観点から見ると、体重の中身が標準体重では無視されているのです。

 

また、人間ドックや集団検診から得られた体重データーだけでは、どの年代の方にも当てはまるとは限りません。

  つまり、同じ体重であっても、脂肪の割合は人それぞれなので、筋肉質の人もいれば、肥満の人もいるわけです。

例えば、体重80キロの人が筋肉質だった場合、それは肥満ではありません。

しかし、一方で内臓脂肪がたっぷりでお腹もぽっちゃりした体重80キロの人は、明らかに肥満だと言えるでしょう。

 

ちなみに、肥満にはリンゴ型肥満と洋ナシ型肥満があります。

  リンゴ型肥満は、お腹の周りを中心に脂肪がつく上半身太りタイプです。

  洋ナシ型肥満は、お尻や太ももなどの下半身に脂肪がつく下半身太りタイプです。

リンゴ型肥満と洋ナシ型肥満

  このリンゴ型肥満と洋ナシ型肥満のどちらが危険かというと、糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病と深いつながりがあると言われているリンゴ型肥満です。

  ご自分がリンゴ型肥満なのかどうかを知る一つの目安としては、ウエストの値をヒップの値で割った数値が、男性なら1.0以上、女性なら0.9以上になったらリンゴ型肥満と考えて良いでしょう。

 

皮下脂肪とその役割りとは?

一般的に皮下脂肪とは、お腹をつまんだ時に皮膚の下にあるぜい肉のことですが、この皮下脂肪にも外界との温度差から体を守ったり、外からの衝撃を吸収したりする大切な役割もあります。

さらに、万が一の飢えや体力を大きく消耗するような病気になった時など、命を維持するためのエネルギー源ともなるのです。

とは言っても、お腹の内臓を取り囲むようにして付いてしまう内臓脂肪は、余分なエネルギーの一時的な貯蔵庫というメリットよりも、生活習慣病を引き起こすというデメリットの方が大きいと言えるのは確かですね。

  特に、中年の男性は内臓脂肪を溜め込めやすくなります。

  また、更年期を過ぎた女性や閉経後の女性は、女性ホルモンの分泌が減少してる上に、基礎代謝も低くなり、太りやすい体質に変化するので内臓脂肪には注意しましょう。

 

 

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